こんにちは!とあです
私は2022年冬に長男を普通分娩で出産し、2023年秋に次男を予定帝王切開で出産しました!
これから出産を控えているママや、帝王切開ってどんな感じ?と不安を抱いているママもいると思います。
どちらも同じ「出産」というママの一大イベントに間違いありません
でも痛みに対して怖い気持ちはあるし、できれば痛くない方がいい!
痛みは人によったり状況によって大きく変わると思いますが、私の体験談からいくと

「どっちも痛い!でも3人目の産み方を選べるなら普通分娩がいい!」
です。つまり、私は帝王切開の方が痛かったのです!
参考までに、私は普通分娩で30時間かかっている難産でした(笑)
それでも帝王切開の方が痛かった理由とは?
痛みのレベルに応じて、私の体験をお話しできたらと思います!
これから出産を控えるママたちの参考になると嬉しいです
普通分娩
痛みレベル2 陣痛の始まり
陣痛の始まりは夜中、お腹に定期的な痛みを感じて目が覚めたところからでした。
トイレへ行くとおしるしが!
まだ陣痛間隔も10分ほどだったので、産院へ連絡してまた寝ることに。
そのまま朝までは寝られるくらい、痛みとしては強くなかったです。
「痛みってこんなものなのかな?」
と思っていた自分を、どうぞぶん殴ってください(笑)
痛みレベル8 内診グリグリ
朝になり入院準備を整え、いざ産院へ!
この時陣痛が来ると痛みレベル6くらいはありました。
到着しLDR室へ案内され、さっそく子宮口の確認です。覚えておいてください。
内診グリグリです。ここで痛みレベル8のものがきます
予想していなかった痛みに、陣痛の痛みなどふっとびました(笑)



ちなみに、子宮口は1㎝でした泣
この後定期的にグリグリがあるので、何とか最小限に食い止めたい私でした
痛みレベル5~8 陣痛
その後は徐々に徐々に陣痛も強くなり、腰のあたりを中心に鈍器で殴られているような
トラックのタイヤで踏みつけられているような
感覚としては体が腰を広げようとしているのをなんとなく感じるのでした。
陣痛が始まり24時間がこのころ経過しています。
寝るのも数分刻みのような感じで、一瞬寝落ちして痛みでまた起きる…
それの繰り返しでした。
夫も付き添ってくれていたので、陣痛が来た時に腰をさすってくれていましたが、気休めにもなっていません(笑)
痛み緩和になっていたかわかりませんが、陣痛が来たらとにかく息を吐いて
痛みにあらがわないようにしていました。
効果があったかはわかりませんが、耐えることはできていたと思います。
痛みレベル8 分娩
人工破水しようやくお産が進み、いきみたい感覚までついにたどり着きました。
赤ちゃんが下りてくるのがわかり、一気に来る体の変化!
吐き気吐き気いきみ吐き気いきみ(吐かずに耐えれました)
このころは正直、陣痛が来てから30時間も経過しており、体力も気力も0に近い状態でもうヘロヘロです。
もう痛いのかなんなのかよくわからない状態だったので
ここの痛みレベルは推測と思ってください(笑)
でも、思っていたほど分娩時の痛みは感じなかった気がするし(覚えてないだけ?)
会陰も裂けていたようですが全く分かりませんでした(笑)
痛みレベル2 出産後
産まれた後は一気に身体が戻るような、痛みなどすべて忘れるような
そんな感覚でした
会陰切開を縫合してもらいましたが、麻酔をしていたのか全く分からずで
2時間ベッドで安静したのちトイレへ。
身体の痛みもほぼなく、回復としては早かったと思います。
よく聞く後陣痛も全くと言っていいほどなく、痛み止めも飲みませんでした。
その代わり、お尻に痔ちゃまが出来てしまい座るのが痛くて(笑)
産後の痛みはそのくらいに収まりました。
帝王切開
痛みレベル1 手術前準備
帝王切開は逆子のための予定帝王切開だったため、陣痛は一切ありませんでした。
(陣痛が始まってしまうと、予定帝王切開の方も緊急扱いになるようです)
手術前の部屋で点滴やらバルーン(尿の管)を入れるくらいで、これといった痛みイベントはありませんでした。
痛みレベル2 手術中
手術は下半身のみの麻酔で意識はありました。麻酔の針が痛いとも聞きますが、私の中では許容範囲といいますか、想像よりは痛みは少なかったです。
手術中も痛みと呼べるほどのものはありませんでしたが、気持ち悪いというかそういう面の方が強かったです。
産まれる瞬間は身体ごと引っ張られるような、そんな勢いで全身がゆすられ
無事に次男が産まれたのでした。
痛みレベル4~8 手術後
手術後の麻酔が切れてくるのは予想より早く、お腹の当たりがずきずきし始めます。
下半身はまだ全く動かせず、もちろん寝返りもできません。
痛かったら痛み止めを点滴経由で入れてもらえましたが、点滴が抜けた後からが辛かった…!
服薬用の痛み止めも定期的に飲みつつでしたが、徐々に痛くなる傷跡
ちょっとでもお腹に力を入れると激痛が走るため、笑うのも我慢でしたし
咳払いも細心の注意を払い、限りなく弱くできるように気を張りました
冗談抜きで、くしゃみでもしてしまったら子宮にまた穴が開くような、そんな痛みとの戦いになりました(笑)
痛みレベル10 起き上がり
きました。痛みレベル10
これがあるので、私は次産むなら普通分娩がいいと思った痛みです。
人間は起き上がろうとするときに腹筋を使うのですが、開腹手術の後に腹筋に力を入れると
ナイフに刺されている(ような)痛みが走ります



実際に刺されたことはないので想像ですが、刺されたようなもんですよね
最初の起き上がりはトイレへ行くために、ゆっくりゆっくりお腹に力を入れないようにして
少しずつ起き上がってはみたのですが
ベッドに腰かけた状態から痛みで動けなくなってしまい、あまりの痛さに涙
立ち上がることなんてできず、助産師さん立ち合いの元トイレへ行く予定でしたが、
いったん退室してもらってとりあえず座ったまま落ち着くのをまちました。
10分ほど経ってようやく動けそうな気配がしたので、もう一度助産師さんを呼んでトイレへ再チャレンジするのでした。
痛みレベル8 歩行
起き上がってからの試練はまだ続きます泣
なんとか立って歩こうとするのですが、前にかがまないと歩けない!
むしろどうやって歩いたらいいかわからない!!
痛い!!!
もうお手上げの私に助産師さんが
「かがんで歩くより普通に背筋伸ばした方が回復が早いよ!あとすり足ね!」
と言われ、のみの速度で少しずつトイレへ行き、ようやくたどり着くことができました。
その後もお腹の痛みとの闘いは随所で現れ、人間は普段からいかに腹筋を使っているのかを痛感するのでした。
痛みレベル3 術後1週間~
1週間が経ち退院することになりました。
そのころには荷物を持ったり、普通に歩けるようにはなっていましたが
まだ時々痛むことも。
それでもだいぶ落ち着いてくれたおかげで、産まれた次男のお世話もできたのでした。
あ、もちろん2,3日目からお世話はしてましたよ?(笑)
完全に日常生活での痛みが無くなったのは、1か月ほど経ってからかと思います。
人間の回復力の神秘をまた痛感するのでした。
最後に
出産はこれだけ医療が発達した現在でも、絶対に安全なものとは言えません。
普通分娩でも帝王切開でも、我が子が無事に産まれてくれるならどちらでもいい。
気持ちとしてはそう素直に思えます。
でも、産み方を選べるなら私は普通分娩を選びます!
産後の回復が本当に違います!
ただ、これは私の体験談なので
もちろん帝王切開の方が痛くなかった!という方もいるはずです!
それに、様々な理由で帝王切開を選択しなくてはいけない状況はあると思います。
(次男は逆子ちゃんでした)
帝王切開についてたくさんの体験談や記事を読みましたが、ある言葉がすごく胸に刺さりました。
「人のために手術台に上るのは、臓器移植と帝王切開だけ」
不安もたくさんあったし怖かったですが、この言葉に私はなんだか救われた気持ちになりました。
長くなってしまいましたが、こちらの記事を読んでくださったママさんの
不安な気持ちや知りたいことの参考に少しでもなっていたら幸いです。
頑張ってくださいね!
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